自分の人生計画を基にしたライフワークを見つけよう

今それぞれの世代が。仕事と生活との関係について、新しい価値観をもってライフスタイルを変えようとしている。高齢者は定年後の生活、中高年は企業中心社会からの脱皮、新人類は私生活と社会生活の使い分けから使いこなしに関心が集まっている。主婦、OL、学生とて例外ではない。書店に行くと、余暇の過ごし方から趣味の活かし方、ライフワークのテーマの見つけ方といった類まで、生活を楽しみ、充実させていくことに力点を置いた本が多く見られる。

さて、初めて「人生での時間割り」を考えるに至ったのは、ジャパンマネジメントアドバイス代表取締役だった故・井上富雄氏との出会いがきっかけであった。井上氏は、今から30年ほど前に「ライフワークの見つけ方」という本で、初めて日本にライフワークという言葉を持ち込んだ人である。自らの計画(ライフプラン)に基づき、大企業であったIBMのエリートコースからコンサルタントとして独立、我が人生を謳歌されている。独立するときには、周りの人が何事が起こったのかと話しんだが、当人にとっては長年の計画のうえでの実行にすぎなかったという。

井上氏は元来病弱である。それにもかかわらず生活を変え、無理を強いるハードな生活を貫いた。毎日、睡魔と衰えゆく体力に、フリーの生活の前途を危ぶんでいた。このことは、今から思うと大きな啓示と勇気づけになった。少なくとも私は、普通の健康な体で持病もない。ならば生活習慣を変えることができないほうがおかしいと思ったのである。この井上氏の生活革命の第一歩が早起きであった。つまり、同僚に追いつくために早朝の起床、早朝出社の生活に切り替えたのである。

— posted by 郷田 at 11:50 am