眠りと自分の頭の活用法を考えよう

トーマス・エジソンが電灯を発明するまで全世界は、今より約一時間は余計に寝ていたという。エジソンが電灯を発明したのは誰よりも自分の活動のためだったような気さえする。しかし、夜更かしや不眠症はそこから起こったのではない。むしろ眠る時間が短くなった分、熟睡ができるようになったのではないかと思う。

電気がなければ、眠くなくとも床に就かなくてはいけない。暗闇でできることは少ない。暗い中ではやりたいことができずに、悶々として朝まで起きていた人も少なくなかっただろう。肉体労働を主として、毎日働いたときの人間の睡眠リズムは、案外と一定で調整しやすかったのではないだろうか。

それに対し、頭脳労働から生じるテクノストレスのように、見えにくいものは質が悪い。近年、日光を浴びる機会も減り、体を動かす仕事もなくなってきた。OAの電磁波や雑音・騒音、さまざまな光と、五感はあまりに複雑で多すぎる刺激を受けとめかねているかのようだ。頭の使い方と共に、頭への影響を考えなくてはいけないようになってきた。何よりも頭の機能保持と、より良い活用のために眠りの研究が必要とされるのだ。

— posted by 郷田 at 05:00 pm