気のおけない仲間や好きな人たちとのひとときほど、体や脳に活気を与えるものはない。ときにはハメをはずすくらい遊び騒いでみよう。ハメをはずせなくなったり、人間的な弱さを見せられる相手をなくしたときから、頭は柔らかさを失い、心も老いる。人に会うのは、元気を取り入れることなのである。
心安らぐパートナーは最高の財産である。朝のデートをセッティングしてみるのもよいだろう。手紙を書くのもよい。調子の悪いときは、早朝に地球の裏側の友人に電話をする。もちろん、むこうは仕事を終えた時間帯であるからちょうどよい。たまにかけるのだから、どんなときも元気を出さざるを得ない。すると元気が出てくる。話をしているうちに、地球が小さくなってきて、自分が大きくなったように思え、なんとなく楽しくなってくるのだ。そういう友人をたくさん持ち、交流をあたためることも朝の有効な利用法のひとつだ。